河和田アートキャンプ2010ブログ
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最後のごあいさつ
 新年度をむかえ、ブログのほうも2011年度をたちあげました。
2010年度のブログを愛読してくださった方々、
本当にありがとうございました!

これからは河和田アートキャンプ2011blogのほうをよろしくお願いします!

あと、河和田アートキャンプ2011websiteも新しくできましたので
よろしくお願いいたします。


今年もメンバー一同がんばってまいります!
ぜひぜひチェックしてくださいませ!


aai


3月3日(木)講演会開催のお知らせ

3月3日(木)に「自然産業(一次産業)ビジネス」に関する講演会を行います。

告知が遅くなり申し訳ないですが、ご興味有る方は参加下されば幸いです。


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テーマ:「自然産業と持続可能な社会の作り方」


概 要:

市場経済のグローバル化が加速する中、日本社会は、人口減少に起因する『縮小化の時代』に突入しました。この拡大化と縮小化が同時に進む現代の日本において、次の世代を担う若者達は、これまでとは異なった手法で時代を切り開かなければならないでしょう。

ここ鯖江では、時代の最先端ともいえる縮小社会へのモデル作りとして、自然との循環を軸に、農業や林業、また、それらから派生する新しい産業のあり方について、全国から集まる若者たちと行動を始めています。その活動を含めたお話をこの講演会では展開します。


講 演:内藤弘 氏 (アミタ株式会社 循環社会調査室 室長)

コーディネーター:片木孝治 (株式会社応用芸術研究所 所長)


と き:2011年3月3日(木) 13:00~14:30

ところ:うるしの里会館 大ホール

定 員:60名

料 金:入場無料


問い合わせ:株式会社応用芸術研究所 担当:片木、西馬

tel:050-1276-1376

mail:info@aai-b.jp


主催:鯖江市

主管:株式会社応用芸術研究所

※さばえ菜花緑の分権改革事業にて


平日の昼間と、なかなか難しい時間帯ですが、どうぞよろしくお願い致します。




第3回鯖江市美術展にて、市長賞受賞!
本日鯖江市の嚮陽会館にて第3回鯖江市美術展の受賞式がありました。
アートキャンプの参加者からも7名が日本画、写真、版画などそれぞれの分野に応じた作品を出しました。

その結果、なんと、京都精華大学日本画1回生の竹中友美さんが「市長賞」を受賞しました。
おめでとうございます!


過去の鯖江市美術展でも、市長賞はなかなか辿り着けなかった難関のプライズでした。竹中さんは2点の日本画を出展し、そのうち象が描かれた「双」という作品が認められました。

<竹中さんと受賞作品>


「まわりの絵画のレベルが高く、なぜ私が選ばれたのか」
と竹中さんは不思議がっていましたが、展示作品を見に来たお客さんは竹中さんの作品に興味津々の様子。お客さんは作品の良さに気づいていますよ!


じつは竹中さんは河和田アートキャンプ'10にて、鯖江市河和田町の中道に壁画も描いています。このときは、鶴の絵を描いていました。


また、京都精華大学版画3回生の谷葉木さんも写真部門で奨励賞を頂くなど、アートキャンプ参加者の活躍が目立ちました。

<谷さんの写真作品>


【出演情報】連続講演:デザイン教育の現場から

京都精華大学デザイン展内の、「連続講演:デザイン教育の現場から」にて 河和田アートキャンプ総合ディレクターの片木孝治が講演します。


 

講演者: 永山祐子氏+片木孝治 

■テーマ 「建築という枠組み」
■日時 2011年03月04日(金)18:00-19:30 
■場所 3331 Arts Chiyoda ギャラリーB (東京都千代田区外神田6丁目11-14
3331 Arts Chiyoda

※入場無料 

 ■プロフィール

永山祐子
1975年 東京生まれ。1998年 昭和女子大学生活科学部生活環境学科卒業。1998年 青木淳建築計画事務所勤務。2002年 永山祐子建築設計設立。主な仕事に、「afloat-f」2002年、「CAST」2003年、「LOUIS VUITTON 京都大丸店」2004年、「丘のある家」2006年、「URBANPREM南青山」2008年、「カヤバ珈琲」2009年など。 http://www.yukonagayama.co.jp

片木孝治
1970年京都生まれ。株式会社応用芸術研究所 所長/SALT-DESIGN 主宰/NPO法人京都カラスマ大学 企画運営/京都精華大学建築学科 特任准教授


建築という切り口から、今の河和田アートキャンプのお話を聞くことが出来ます。

たくさんのご参加お待ちしております。


事務局
【出演情報】SAK Lecture-café vol.6「地方のデザインに何が可能か」
「SAK Lecture-café vol.6 地方のデザインに何が可能か」に
 AC総合ディレクターの片木孝治がパネリストとして出演します。  
■日時 2011.02.20(Sun) 
■場所 福井大学アカデミーホール ※福井大学敷地内 
■内容 
17:30 開場 
18:00-18:10 SAK 挨拶 
第1部 レクチャー&活動紹介 
18:10-18:55 山崎亮氏 レクチャー 
18:55-19:20 小津誠一氏((有)E.N.N./studio KOZ.代表、(株)嗜季代表)活動紹介 
19:20-19:45 片木孝治(株式会社 応用芸術研究所 代表取締役 所長) 活動紹介 
19:45-20:10 出水健大氏(FLAT)活動紹介 
第2部 パネルディスカッション 
20:10-20:45 パネルディスカッション
20:45-21:00 質疑応答 
21:30- 交流会(FLATにて) 

■申し込み方法 
①名前
②年齢
③所属
④交通手段
⑤交流会参加の有無を記入の上2/17(木)までに
下記の予約用アドレスまでメールをお送り下さい。 
予約用アドレス:L-cafe☆live.jp(☆を@に変えてください。)

■プロフィール
山崎亮氏
studio-L代表。公共空間のデザインに携わるとともに完成した公共空間を使いこなすプログラムデザインやプロジェクトマネジメントに携わる。その際、常にプロジェクトを通じて積極的にまちへと関わる主体を生み出すことを目指している。最近は中山間地離島地域のまちづくりや総合計画づくりに関わることが多い。また、実務と平行して進めている研究活動としては、公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構における「人口減少時代における中山間地域の集落問題」、東京大学大学院における「住民参加によるまちづくりのガバナンス」などがある。共著書に「テキスト:ランドスケープデザインの歴史(学芸出版社)」「震災のためにデザインは何が可能か(NTT出版)」「マゾヒスティックランドスケープ(学芸出版社)」などがある。

小津誠一氏 
1966年 金沢市生まれ 1998年 studio KOZ.設立 2003年 有限会社E.N.N.設立、NPO v.i.v.a.共同設立 2010年 株式会社嗜季設立 

出水建大氏 
1973年生まれ デミズ建築工房を経て、2008年 株式會社 建大工房 設立。同会社 代表 

片木 孝治
1970年生まれ 株式会社応用芸術研究所 所長/SALT-DESIGN 主宰/NPO法人京都カラスマ大学 企画運営/京都精華大学建築学科 特任准教授

たくさんのご参加お待ちしております。
河和田、すごい雪でした。なので雪かきしてきました!

河和田にも本格的な冬がやってきました。

1月後半のことですが、毎日降り積もる雪のせいで

夏の期間、学生達の生活である古民家はもちろん、

河和田が雪にすっぽり埋もれてしまいました。



そんな中、テスト期間にも関わらずアートキャンプのメンバーやOBが

雪かきをするために河和田までやってきてくれました。


朝から河和田町の方々に指示をしてもらいながら

近所の空家や一人暮らしのお宅に伺ってひたすら雪かき。

さらには古民家や蔵の屋根雪下ろしも敢行。





ちなみに蔵の屋根には初めて登りましたが、けっこう高いんです。

それでも無心で雪下ろし。

ホント無心です。。



記念に古民家バックで記念写真。(ちなみにこのあと古民家の屋根雪も下ろしました)

慣れない雪の中、朝8時から19時頃までひたすら雪かき。

本当に疲れました。

しかしやっと終わったと思いきや。。。。

なんと。。。


前日の夜に降った雪のせいで、

せっかく雪かきしたのに振り出しに戻るという結末。。

25年ぶりの大雪だそうです。

おかげで、交通網が麻痺して帰れずという事態に。

・・・自然の驚異を思い知らされました。

以前どこかの豪雪地帯にて「○○町、力を合わせて‘克雪’しよう」という看板

(多分そんなキャッチコピーだったような)を見かけたことがあるのですが、

「克雪」という意味がやっと分かった気がします。

畑づくりでもそうでしたが、どれだけ技術があっても自然の力には到底敵いません。

日本人は欧米と違って、自然と対話しながら生活してきた文化があります。

自然と戦い、受け入れながら生活してきた地方の暮らしには、

日々勉強させられることばかりです。

最後に、京都からはるばる応援に駆けつけてくれた

戸田君、下山君、片木さん、OBの今川君、本当にお疲れ様でした。

※今回、学生が来てくれた雪かきでは新聞でも掲載されました。
福井新聞社のS様、中日新聞のT様、いつもありがとうございます。


*事務局スタッフN
河和田町「おこない」に参加しました。

河和田地区では毎年1月に各町内ごとに「おこない」という伝統行事があります。

「おこない」とは各町内の厄年にあたる人達を対象に厄払いをする神事です。

この祭に参加するのは2回目ですが、このお祭りは本当にすごい。

なぜすごいかいうと数えで25歳になる男性がひたすらお酒を呑み、

酔っぱらった状態で大きな餅を担いで境内で大声を出しながら暴れるのです。

その後お餅を撒いてそれを町民が必死に拾うという、変わったお祭り。

しかし近年では河和田地区の若者が減ったこともあり、最近を餅を担ぐ者がおらず

昨年から河和田町のおこないに河和田アートキャンプの学生も参加しています。

今回参加したのは4名の学生。

左から「しのぶ」「山田君」「コタロー」「ブル」

こんな雰囲気で神社の本殿で町内の壮年会と成人学生達が呑み交わします。
普段から可愛がってくれているおっちゃんばかりなので学生達もリラックス。
去年が結構ハードだったので今年はペース配分も完璧です。

そして今回の主役である河和田町在住のゲンキくん。
今年は彼がメインで担ぎます。※主役なので、かなり呑まされていました。。

一通りお酒を呑んだら、暴れる準備。こんな大きい鏡餅を担ぎます。
これが結構重たいのです。。

どしゃ降りの天候にもかかわらず、境内には大勢の町民が集まってきました。

一方で彼ら、完全にナチュラルハイです!

・・ということでいざ出発!!





「ウォォォォォ!!!!!!!」と叫び声をあげながら境内を暴れます。



客に突っ込む。当たりそうなるとコケるの繰り返し。

正直かなり疲れます。酔っぱらっててヘロヘロなのに全力で動きます。

しかもお客さんに当たらないように気も使うので、大変です。

なので無事終わってよかった!


終わってからはお待ちかねの餅撒き。
独特な緊張感が漂います。

そして、鐘が鳴ってスタート!

こちらも白熱です。食べ物への飽くなき執念。。
皆様、必死すぎます。。。

ちゃっかりしのぶも拾えたみたい。
初参加なのにやるじゃない!

終わったあとは、餅担ぎメンバーで記念撮影。

ゲンキ君、ヘロヘロ状態でよく頑張りました。

と、まあこんな感じで河和田はやっぱりすごい街だと改めて実感したのでした。

こういう伝統行事を大切にする街だからこそ、コミュニティがなくならないんですね。

最後に、今年初参加の山田君(上の写真右端)が言ってたことが非常に印象的で、

「想像以上でビックリしました。楽しかったです。また来年参加したい。」

と、目をキラキラさせながら言ってくれました。

都会に住んでるからこそ地方の文化を学んで成長するんだなぁと、、、

事務局はちょっと泣きそうになりました。


なーんかいいですね。


*事務局スタッフN

北陸街道アート展2010に参加しています
ただいま、北陸街道アート展2010に出品させていただいています。

北陸街道アート展とは、鯖江地区商店街店舗を会場にアート作品を展示する企画です。

会期:11月13日(土)〜23日(祝)
場所:福井県鯖江市古町商店街を中心に49店舗
作品数:71点


河和田アートキャンプの作品は「らてんぽ」に展示されていますので、芸術の秋にぜひお立ち寄りください。

















できました!
 お久ぶりです!
壁の絵の続きを描きに行ってきました。
11月になって、暗くなるのも早くなりました。
日のあたり方も変わっていました。







少し思い残すところがあるので、
また描き足すと思いますが、完成です!!!


たくさんの方から応援をいただいたので
暑くても寒くても描くことが出来たと思います。







この場所が、河和田の方々の交流の場になってくれると嬉しいです。

このような大きな作品を作る場をくださった錦古里さん、
ありがとうございまいた。

今後ともよろしくお願いします。

伝統産業とアート/SHINOBU TERASHIMA
講演会のお知らせ
今週末に河和田アートキャンプ総合ディレクターである、
片木孝治による講演会が行われますので告知します。 

日時:10月30日(土) 13:00〜
場所:京都精華大学 S-101 
講演:「河和田アートキャンプというアクティビティ」:片木孝治 
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2004年から現在まで取り組んできたアートキャンプの活動とその可能性について話します。 アートキャンプというプロジェクトの本質的な話題が中心になるので必見です。
お時間ありましたら、ぜひ御聴講ください。


そして、さらに関連する講演会も続々と開催予定。
■11/20
「地域とアーティストの自立の場」斎藤雅宏(アーティスト)×片木孝治 

■11/27
「主語のある街づくり」近藤ナオ(クリエイティブディレクター)×片木孝治

 ■12/4
「混浴温泉世界 -場所とアート-」芹沢高志(エグゼクティブディレクター)×片木孝治