河和田アートキャンプ2010ブログ
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河和田、すごい雪でした。なので雪かきしてきました!

河和田にも本格的な冬がやってきました。

1月後半のことですが、毎日降り積もる雪のせいで

夏の期間、学生達の生活である古民家はもちろん、

河和田が雪にすっぽり埋もれてしまいました。



そんな中、テスト期間にも関わらずアートキャンプのメンバーやOBが

雪かきをするために河和田までやってきてくれました。


朝から河和田町の方々に指示をしてもらいながら

近所の空家や一人暮らしのお宅に伺ってひたすら雪かき。

さらには古民家や蔵の屋根雪下ろしも敢行。





ちなみに蔵の屋根には初めて登りましたが、けっこう高いんです。

それでも無心で雪下ろし。

ホント無心です。。



記念に古民家バックで記念写真。(ちなみにこのあと古民家の屋根雪も下ろしました)

慣れない雪の中、朝8時から19時頃までひたすら雪かき。

本当に疲れました。

しかしやっと終わったと思いきや。。。。

なんと。。。


前日の夜に降った雪のせいで、

せっかく雪かきしたのに振り出しに戻るという結末。。

25年ぶりの大雪だそうです。

おかげで、交通網が麻痺して帰れずという事態に。

・・・自然の驚異を思い知らされました。

以前どこかの豪雪地帯にて「○○町、力を合わせて‘克雪’しよう」という看板

(多分そんなキャッチコピーだったような)を見かけたことがあるのですが、

「克雪」という意味がやっと分かった気がします。

畑づくりでもそうでしたが、どれだけ技術があっても自然の力には到底敵いません。

日本人は欧米と違って、自然と対話しながら生活してきた文化があります。

自然と戦い、受け入れながら生活してきた地方の暮らしには、

日々勉強させられることばかりです。

最後に、京都からはるばる応援に駆けつけてくれた

戸田君、下山君、片木さん、OBの今川君、本当にお疲れ様でした。

※今回、学生が来てくれた雪かきでは新聞でも掲載されました。
福井新聞社のS様、中日新聞のT様、いつもありがとうございます。


*事務局スタッフN
河和田町「おこない」に参加しました。

河和田地区では毎年1月に各町内ごとに「おこない」という伝統行事があります。

「おこない」とは各町内の厄年にあたる人達を対象に厄払いをする神事です。

この祭に参加するのは2回目ですが、このお祭りは本当にすごい。

なぜすごいかいうと数えで25歳になる男性がひたすらお酒を呑み、

酔っぱらった状態で大きな餅を担いで境内で大声を出しながら暴れるのです。

その後お餅を撒いてそれを町民が必死に拾うという、変わったお祭り。

しかし近年では河和田地区の若者が減ったこともあり、最近を餅を担ぐ者がおらず

昨年から河和田町のおこないに河和田アートキャンプの学生も参加しています。

今回参加したのは4名の学生。

左から「しのぶ」「山田君」「コタロー」「ブル」

こんな雰囲気で神社の本殿で町内の壮年会と成人学生達が呑み交わします。
普段から可愛がってくれているおっちゃんばかりなので学生達もリラックス。
去年が結構ハードだったので今年はペース配分も完璧です。

そして今回の主役である河和田町在住のゲンキくん。
今年は彼がメインで担ぎます。※主役なので、かなり呑まされていました。。

一通りお酒を呑んだら、暴れる準備。こんな大きい鏡餅を担ぎます。
これが結構重たいのです。。

どしゃ降りの天候にもかかわらず、境内には大勢の町民が集まってきました。

一方で彼ら、完全にナチュラルハイです!

・・ということでいざ出発!!





「ウォォォォォ!!!!!!!」と叫び声をあげながら境内を暴れます。



客に突っ込む。当たりそうなるとコケるの繰り返し。

正直かなり疲れます。酔っぱらっててヘロヘロなのに全力で動きます。

しかもお客さんに当たらないように気も使うので、大変です。

なので無事終わってよかった!


終わってからはお待ちかねの餅撒き。
独特な緊張感が漂います。

そして、鐘が鳴ってスタート!

こちらも白熱です。食べ物への飽くなき執念。。
皆様、必死すぎます。。。

ちゃっかりしのぶも拾えたみたい。
初参加なのにやるじゃない!

終わったあとは、餅担ぎメンバーで記念撮影。

ゲンキ君、ヘロヘロ状態でよく頑張りました。

と、まあこんな感じで河和田はやっぱりすごい街だと改めて実感したのでした。

こういう伝統行事を大切にする街だからこそ、コミュニティがなくならないんですね。

最後に、今年初参加の山田君(上の写真右端)が言ってたことが非常に印象的で、

「想像以上でビックリしました。楽しかったです。また来年参加したい。」

と、目をキラキラさせながら言ってくれました。

都会に住んでるからこそ地方の文化を学んで成長するんだなぁと、、、

事務局はちょっと泣きそうになりました。


なーんかいいですね。


*事務局スタッフN

河和田町春季例祭
 「わっしょい!わっしょい!」
この日は河和田町に元気な歓声が響きました。
4/29は河和田町に春季例祭。
敷山神社の神様の魂を神輿に乗せ、神輿を担ぎながら
町内を一巡するイベントなんです。
アートキャンプ学生はここ河和田町を拠点に夏の間、生活します。
いつもお世話になっている河和田町の行事を盛り上げたいという気持ちで
この日は京都から5名の学生+卒業生がやってきました。


今年は「おかめ」と「ひょっとこ」も復活!
おかめに扮しているのは卒業生のみっちゃん。

ひょっとこは2年連続で副代表を務めるコタローです。

子ども神輿も河和田を練り歩きました。かわいい!

いつもは仕事一筋、かっこいいおじさま方もこの日ばかりは楽人オーケストラ。
この笛、実はとても難しいのです。

おや、コタローもどさくさに紛れて吹いてます。


「わっしょい!わっしょい!」
大きな声でかけ声を掛けるのは卒業生の「ゆう」。
背の高い人は、神輿の加重がかかるのでかなり大変。
神輿が肩にめり込むのです。

御神輿のトリは河和田町の協議委員達が神社まで神輿を担ぎます。

お祭り終了後は河和田町会館に移動し、交流会に参加。
およそ100名程度の町民が参加し、アートキャンプ学生も壇上にのぼり、
あいさつをさせていただきました。
「今年もアートキャンプをよろしくお願いします!」
すると場内からは大きな拍手と歓声が。
アートキャンプが毎年継続して行われいるのは河和田の方々のおかげでということを
改めて感じます。そして、応援してくれる住民の方々み毎年多くなってきています。
これからも相思相愛の関係性を継続していきたいなと感じた1日でした。


*事務局N




うるしの里まつりが近づいてきました!
4月もいつの間にか終盤戦。
新入生で浮き足立つキャンパスもそろそろ落ち着いてくる季節ですが、
河和田でも新緑の季節になりつつあります。

というわけで、日曜日はうるしの里まつりの準備でした!
天気もよくて朝から元気よく集合です。清々しい日曜日。

天気に負けじと、爽やかな色の幟旗がとても似合う河和田のおじさま達。
これらをうるしの里ロードに設置してお祭りムードを演出するのです。
ちなみにこの幟旗、河和田が誇る名水である「桃源清水」と
「三場坂清水」をPRするために去年制作したもの。
なんと、ふくいのおいしい水に認定されているんですよ!

というわけでいざ出発!
さっそうと現れて看板を設置していく姿はまるで戦へ向かう侍のようです。
ちなみにこの看板は何kmも続きます。

(中略)

準備が終わったあとは、
河和田のおばさま達に作っていただいたカレーを頂きました。
見るだけでもよだれが落ちそうな特製カレー。ちなみにビールも。

事務局スタッフと蒔絵師さんである駒本さんと前公民館町の澤田さん。
青空の下、ゆるーいランチタイム。会話が弾みます。
そんなこんだで日曜日の準備はここで終了。


しかし、準備はまだ続きます。


「うるしの里まつり」では
我らがアートキャンプも屋台を出店させていくんですが、
月曜日には出店者会議がありました。

一昨年は「蔵丼」去年は「たこせん」を出したアートキャンプですが、
今年は「豆腐ドーナツ」を出します!
「河和田の食材×京都の食材」を使用したメニューというわけで
京豆腐と河和田の水を使って調理するんです。
初のコラボレーション!
他にも「キュウリの浅漬け」と去年も好評だった「えびせん」も販売します。

うるしの里まつりはGWの5/3,4にうるしの里会館で開催されます。
漆器の即売会や地域文化の踊りなど、盛りだくさんのイベント内容です。
ぜひお越し下さいね。

おまけ:
学生に大人気である、近所の小学生かずき君(もう6年生!)がやってきて、
「今年もお店手伝ってあげるよ!」とわざわざ言いにきてくれました。
頼もしい助っ人も加わり、当日が楽しみです!


*事務局スタッフN
もうすぐうるしの里まつり
 昨晩はうるしの里まつりの実行委員会がありました。
5/3、4にはもう本番なので、皆さん気合い入っています。


前年同様、学生達も大勢参加させていただきます。
新一年生にとっては初めての河和田であり、大学に入学して初めての団体旅行になります。みんなドキドキしながらやってきますので、温かいお声掛けをいただければ幸いです。


どうぞよろしくお願いします!


事務局