【位置】
意外と知らない人が多い福井県の位置なんですが、
日本海や若狭湾に面した位置にあるんです。
リアス式海岸が印象的な形。
そういえばちょっとイタリアの形に似てる!?
河和田地区がある鯖江市は様々な地場産業があり、自然豊かな地域です。
それでは河和田について紹介します。
【環境】
河和田杉の産地であり、高い森林保全がなされています。
森の中は空気が澄んでて気持ちいいんです。
田んぼと畑が多く、のどかな風景が広がっています。
学生達はここを毎日自転車で駆け抜けています。
ふくいのおいしい水に認定されている「桃源清水」「三場坂清水」をはじめ、
きれいな水が至るところに流れています。
アートキャンプでも使わせていただいてるんですが、おいしい。
「水がおいしい」ってすごく素敵なこと。
水がきれいなので、ホタルの生息地としても知られ、6月にはたくさんの
ホタルが見られます。クリスマスツリー並のイルミネーションですよ。
オシドリをはじめとした、野鳥も多く見ることができます。
そういえば鳥の鳴き声がよく聞こえるような。
【町並み】
築100年以上の古民家が林立しており、歴史を感じさせる美しい町並み。
学生が合宿している河和田町では道路の舗装工事が終わり、一層美しい町並みに。
【産業】
河和田地区は1500年の歴史がある「越前漆器」の産地であり、
伝統的な漆器から業務用まで、幅広い分野に応用できる高い技術があります。
「河和田=漆器」というぐらい、河和田と漆器は密接な関係です。
ちなみに写真は学生に「金継ぎ」を指導している職人さん。
普段は気さくな方でも、ものづくりに向き合うストイック姿勢には
勉強させられます。
【文化】
河和田地区に古くから伝わる「やんしき踊り」
完全にマスターしている学生も。
厄払いの儀式である「おこない」
宙に舞う餅を取るんですが、とにかくすごい。
皆、鬼の形相なんです。
400年前から一度も途絶えることのない行事といわれ、
人が雪中に投げられる奇祭である「殿上まいり」
ゆうに5mは飛ばされます。
【人々】
これは2007年のアートキャンプでファッションショーをしたときの写真。
職人さんにモデルをやってもらったんです。かっこいい。
この通り、学生と街の人は仲良しなんです。
河和田の台所といっても過言ではない、いきいき協議会さんの方々。
女の子たちはアートキャンプをしながら、花嫁修業も同時にできるぐらい
色んなことを教えてもらっています。
本当はもっと載せたいんですが、エンドレスになるのでこの辺で。
河和田の人は本当に優しくて、素敵な方々ばかり。
生活面も支えていただき、本当に感謝感謝です。
学生達が口を揃えて、河和田を第二の故郷と呼ぶのも頷けます。
最後に【施設】です。
・うるしの里会館(越前漆器伝統産業会館)
毎年お世話になっているうるしの里会館。
軒下で作業をさせていただき、思い出が詰まった場所です。
館内はミュージアムショップや工房までが揃う、越前漆器の拠点として
様々なコーナーが設けられています。
館内の喫茶椀椀もオススメです。
・ラポーゼ河和田
河和田には温泉もあるんです!
アートキャンプ中には学生も使用させていただいています。
全国的に珍しい美人の湯。
数年前までは狸もいたんですよ。